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ログハウスや別荘などの改修工事のサービスを始めました……

2011年12月20日(火)15:16
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先日、有明の森に住むNさんご夫妻がやってまいりまして、「ログハウスの壁が腐ちゃって困ってるんです……」と、おっしゃる。

聞けば、17年ほど前に他社さんでお建てになられたものであるらしく、デッキに積もった雪がログ壁の下の方を傷めてしまい、長年の侵蝕でボロボロの限界なのだと嘆かれます。

「うちは、新築のログハウスが専門ですので……」と、丁重にお断り申し上げようとしたところ、「そこを何とか……。他の建築屋さんにも相談したんですけど、みんな断られちゃったんですよ」と、お困り顔。

よくよくの事と思い、ともかく拝見……と、ご同行しました。

見てビックリ! 「なるほど、ぶ厚いログがグズグズの穴だらけですねぇー」。

長年、ログや建築に携わり、とりわけ、建造物の結露やカビ害については専門に取り組み、多くの老朽住宅を修理してきた経験のある私にとっても、さすがに初めての光景でした。

「まぁ、でも大丈夫ですよ。うちの大工さんたちは、みんなログの仕事には慣れていますから」と、胸をドンと叩いて、お任せください……ということになりました。

 

かくして、厚さ14cmの北欧Dログの解体が始まりました。

まず、腐りきった表面のグズグズを取り除き、腐敗した箇所をバールで探りながら掘っていきます。

思ったよりも遥かに深い部分まで駄目になっていて、 結局、土台とログの下三段までを、ほぼ全解体しての大修理となってしまいました。

まったく、こんなに立派なログでさえも、長年、雨や雪などの湿気に常にさらされては一たまりもないということでしょうか。

 

▼ Before 雪と雨により厚いログが侵蝕してしまった

巾木をはずすと、室内側までこのとおり。  ▲
しかも、表面に見えない奥の上の方までスカスカ

 

 

 

 

 

 

 

 

壊したログの部分に、またログを積むのは無理なことです。
柱を建て、外側は防腐含浸されたSPF材を既存ログと同じ形状に削って打ち付けます。
それに祭し、奥の隠れるところまで防腐・防蟻処理をし、できるだけ隙間なくウレタンフォームを充填して補助断熱します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲After 改修後

デッキの床材は、壁に接する50cmほどを取り外しできるパネル状にしました。冬期、それを外しておけば、屋根から落ちた雪は全て下に落ちてしまい、以前のように壁を侵すことはなくなります。

 

※ ご存知ですか、安曇野市の「住ま居る(スマイル)応援制度」……
安曇野市に住民票をお持ちの方を対象にした、住宅の改修工事や新築を支援する補助金制度です。
簡単な手続きで、一般改修工事:10%、耐震化付帯工事:20%、新築工事:上限50万円の補助が受けられます。
是非、この機会に活用しましょう。
また、他の地域にも類似の制度を施行している市町村が有りますので、お調べの上、弊社へご相談ください。




「ログハウスや別荘などの改修工事のサービスを始めました……」へのコメント2件

  1. 田村燈佐子 より:

    こんにちわ。安曇野市内に住んでいるものです。ログハウスに住んでいます。
    フローリングがすきまだらけ、傷だらけになってきたので、きれいにしたいの
    ですが、そんなこともやっていただけるのでしょうか?
    (今すぐにというわけではないのですが)
    床面積1階と2階でだいたい36坪くらいですが、どれくらいの予算があれば
    できるでしょうか?

  2. zanma より:

    サーバー側の管理システムの不手際により、コメント受信およびご返信が遅れてしまったのですが、田村様へはメールにてご回答させていただいております。
    フローリング工事は、スウェーデン産の天然パイン板の仕様からメンテナンスの楽な日本製まで、各種対応可能です。
    ログハウスも一般住宅も、地元の大工さんが丁寧に施工させていただきます。
    これからも、住まいの事でお困りのことがあれば、何なりとお気軽にご相談くださいませ。

    残間昭彦

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