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スウェーデン紀行 2010〈報告-3〉

2010年5月2日(日)00:10
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スウェーデン報告-3(2010/04/25)

都会より少し遅れの春がやってきた。
去年ならもっと早い頃に、とっくに暖かくなっていたのに、今年はちょっと変……。
否、本当はこんなもんのはず……信州は。
でもこれは、地球温暖化への歯止めではなく、むしろ、それに伴う異常気象の現れなのだろうか……。

(まいりました!
永年愛用のMac-PCが突然こわれ、ずいぶんの間、原始人に戻っておりました。
ようやく中古のPCを手に入れ、通常どおりの仕事は再開したものの、以来、くじけっぱなしでブログもさぼっていた次第です)。

さて、今日は、ストックホルムの旧市外「ガムラスタン」を紹介したい。
時間調整で1日空いた私は、迷わず、何度もおとずれている気にいりスポット「ガムラスタン」の散歩に出かけた。
そもそも、その目的のためにホテルを選んだと言ってよく、フロントを出て、急な階段を上り、ゆるい坂を下れば既にガムラスタンの棟たちがほど近く観えてくる。
とはいえ、目的の南西端に行き着くには平たんな雪路を30〜40分ほどは歩く。しかし、当然に苦はなく、歩くほどに胸はウキウキと踊る。
見なれたはずの街なみが目新しい。冬のストックホルムは、私にとり初めての街に等しかった。

はしゃぐ犬のように駆け回ること5時間、気がつけば、真冬のガムラスタンはいつしか黄昏の刻を迎えていた。
これで、おそらく午後3時すぎくらいである。
私は、雪の舗道にペタリと胡座をかき、息をころしファインダーを覗いた。
バカチョンの如き安デジカメで撮ったにしては、まぁ こんなものだろう。

ここを訪れる誰もが魅了される裏路地の数々……

かの、アインシュタインは、初めて京都を訪れ祇園の路地を観た時、「日本には魔法の光がある……」と言ったという。ここにも、魔法の光があった。




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